リピーティングとシャドーイングの違い

 

リピーティングとは?

リピーティングとは、音声を聞いたら、再生をいったん止めて、真似して声に出す方法です。

たとえば、

(1)音声をワンセンテンス聞く。

(2)音声を一時停止する。

(3)口頭で繰り返す。

(4)テキストを確認する。どこが発音できなかったか?をチェック。

(5)(1)へもどる

(6)完璧に発音できたら、次のセンテンスに移る。

というやり方でおこないます。ワンセンテンスごとにやるのが難しければ、ワンフレーズごとでも構いません。

 

シャドーイングとの違い

シャドーイングでは、音声を聞いたら、再生を止めずに、そのまま後を追いかけながら、声に出します。

シャドーイングとリピーティングの違いは、途中で音声を止めるか/止めないかです。一見、ささいな違いですが、学習効果には大きな違いがあります。

 

リピーティングの場合、音声を聞いてから声に出すまでに数秒ほどの間隔があきます。ですから、聞いたことを一時的に覚えておく必要があります。

結果として、※短期記憶力が鍛えられるんです。

※短期記憶力(=聞いたことを一時的に覚えておく力)というのは、リスニングにおいて意外と重要です。いちいち聞いたことをド忘れていたのではダメですからね。

 

・・しかし、リピーティングには、デメリットもあります。

それは、知らず知らずに、日本人英語で発音してしまうこと。リピーティングは、シャドーイングと違って、聞いてから声に出すまでに時間がありますから、その間に、音声を自己流にアレンジして発音してまう危険性があるのです。

たとえば、「ワッチャネイ?」という音声を聞いたら、頭の中で{ん?・・これは、もしかしてWhat`s  your name?と言っているのかな。}と解釈します。次に、頭の中で{What`s your nameの発音はワッツ・ヨア・ネームだよね。}と変換して、「ワッツ・ヨア・ネーム?」と声に出します。

「ワッチャネイ?」 → 日本人の発音に変換 → 「ワッツ・ヨア・ネーム?」

結果として、発音がすり変わってしまっているわけです(^_^;) これでは、正しい発音が身に付きませんよね。

 

一方、シャドーイングでは、頭の中で考える隙もなく、即座に音声を真似する必要があるため、

「ワッチャネイ?」 → 「ワッチャネイ?」

というように、自然にネイティブ発音になります。

 

・・つまり、リピーティングは短期記憶力を鍛えるのに効果はあるが、正しい発音・イントネーションを身につける目的では、シャドーイングの方が良いということです。

 

PS

シャドーイングをする以前にリスニング力に自信がない方は、こちらを参考にしてみてください。

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